小上がりって何?メリット・デメリットと快適性を高めるポイントもご紹介

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2023/01/13

小上がりって何?メリット・デメリットと快適性を高めるポイントもご紹介

小上がりって何?メリット・デメリットと快適性を高めるポイントもご紹介

「小上がり」というリビングや寝室の一角で、床の高さが違う空間を見たことがある方もいらっしゃることでしょう。小上がりをつくると段差が生まれ、腰を掛けてくつろいだり収納スペースになったりと、リビングとはまた違った使い方ができる場所です。

畳を敷き「和室」として使うケースがほとんどですが、フローリング材を使って「洋室」にもできるので、暮らし方にフィットする小上がりをつくりましょう。本記事で、小上がりの基本情報と設置時のポイントをご紹介します。

小上がりってどんなもの?

小上がりとは、空間の一角につくるスペースのことで、周辺の床より一段高くなっているのが特徴。足を伸ばしてくつろいだり子どもの遊び場になったりと使い方はさまざまあります。

リビングに設けることが多いですが、どこでも好きな場所につくっても構いません。畳を敷き詰めることが多いですが、フローリングやカーペットなどでも施工できるので、過ごし方に合う床材を選ぶとよいでしょう。

小上がりのメリット

小上がりをつくると空間や過ごし方にどのような影響を与えるのか気になることでしょう。具体的なメリットをご紹介するので、イメージしながらチェックしてください。

収納スペースとして使える

小上がりの段差部分は収納スペースとしての活用も可能。子どものおもちゃや来客用の座布団、オフシーズンの衣類や家電など、ありとあらゆるものを収納できます。設計の段階で「収納スペースが足りなさそう」「もっとすっきり収納したい」と思ったら、小上がりをつくってみてはいかがでしょう。

メリハリのある空間になる

小上がりをつくると、床に高低差が生まれて、立体的でメリハリのある空間を演出できます。「広いリビングは開放感があるけれど、どこか物足りなさを感じる」という場合は小上がりを検討してみましょう。空間にメリハリがつくと、それだけでおしゃれになりますよ。

段差に腰を掛けてゆったりできる

段差部分にフラッと腰掛けてゆっくりできるのも小上がりのよさ。普通の和室だと正座やあぐらをして過ごされるかと思いますが、足腰への負担は大きいですよね。

小上がりなら腰を掛けるだけなので、立ち上がりもラクラク。ダイニングチェアだと座れる人数に限りがありますが、小上がりがあれば大人数でもみんな腰掛けてくつろげます。

周辺からホコリが入りにくい

周辺の床よりも一段上がっている小上がりは、ホコリが入ってきにくいメリットもあります。リビングは食事をしたり子どもが遊んだりと、よく活動する場所でどうしてもホコリが舞ってしまうもの。空間をゆるく区切ることで清潔な場所を確保でき、いつでも家事スペースや子どもの遊び場として使えます。

小上がりのデメリットと解決策

小上がりはどこか特別感のある空間ですが、工夫をしないと過ごしにくいスペースになることもあります。デメリットを知って、設置する際の注意点も一緒に押さえましょう。

子どもが転落する恐れがある

間仕切りのない小上がりだと、遊びに夢中で段差に気づかず転倒する恐れも少なからず考えられます。寝返りやハイハイをする赤ちゃんだと、「少し目を離しただけで落ちている」なんてこともあるかもしれません。小さなお子様がいるご家庭で小上がりをつくるときは、段差を低めにするかベビーサークルや間仕切り壁を設置するようにしましょう。

空間を圧迫してしまうことも

どんなお部屋にもつくれる小上がりですが、天井高やお部屋の広さによっては圧迫感がでてしまうことも。もし狭い空間につくるとなれば、段差や家具を低めにすると窮屈な感じがしなくなりますよ。床の色や柄をリビングに似せたり明るい色の内装材を使ったりすることも、空間を広く見せるテクニックなので参考にしてみてください。

小上がりをつくるときに押さえておきたいポイント

せっかく小上がりをつくるなら、過ごしやすくて利用しやすい空間に仕上げましょう。ここでは、小上がりをつくるときに押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。

ポイント①広さ

さまざまな広さでつくることができますが、6畳・4.5畳・3畳のなかから選ぶのが一般的です。あまり広くない空間でも設置しやすいのは4.5畳。寝室や書斎スペースなど個室として使いたい場合は6畳が適しているでしょう。

3畳は使い道を決めておかないと使いこなせない広さです。読書スペースや収納棚の設置など、「3畳で十分」と納得できる具体的な案ができてからつくるのがおすすめです。

ポイント②段差の高さ

段差の高さは腰掛けがしやすく、十分な収納スペースの確保ができるちょうどいい30〜40cmが一般的です。しかし段差が高いと、小上がりスペースで立ったときに圧迫感がでる場合もあります。

お年寄りや幼い子どもが落下する危険性もあるため、段差を20cm程度にするのもひとつの手。10cm以内の段差はつまづきの原因にもなるため、低くしすぎないように注意しましょう。

ポイント③間仕切りの設置

プライベート空間として過ごしたい場合は、間仕切り壁やドアを設けるとよいでしょう。リビングとつながる開放的な小上がりを目指すなら、間仕切りをなくすのがいいですよ。

個室であっても「家族の存在を感じながらも自分の時間を過ごしたい」という方もいらっしゃるかと思います。そんなときは、ロールスクリーンや格子で間仕切ってみてはいかがでしょう。ほどよく視線を遮りつつも、家族と同じ空間にいるような感覚になれますよ。

ポイント④収納タイプ

段差部分の収納方法は「引き出しスタイル」と「天面開口スタイル」が主です。

・引き出し:下部の側面を手前に引っ張って使う収納方法。

・天面開口:畳や床の下に設けたフタを外して使う収納方法。

引き出しタイプは、誰かが上でくつろいでいても使えるのが特徴。一方で、天面開口タイプは畳を避けないといけないため少し手間がかかります。収納としても活用する場合は、使いやすいスタイルを選びましょう。

まとめ

寝転んでの息抜きや子どもの遊び場にもなる小上がり。フラットな空間もすっきりしていていいですが、その一角に高さ違いのスペースをつくることでメリハリが生まれるのも捨てがたいですよ。

段差部分は収納スペースや腰掛けなどにも活用できるので、暮らしの支えになってくれるでしょう。「小上がりの設置を考えているけれど、広さや内装などがうまくまとまらない」と悩んでる方は、ぜひHAUS365にご相談ください。

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